だいぶ今さら感がありますが、昨日『時をかける少女』を観て、ただ今絶賛ホッコリ中なkusuであります(笑) いやー、ああいう青春映画良いですね!とはいっても、多分数年前の自分だったら途中で観るのやめてたろうなぁ、なんて思ったりすると、ちょっとは成長したのかな?なんて思ったりします(^ー^;)

 そこで今回は『時をかける少女』の感想と、自分なりの物語の考察をしてみたいと思います!

『時をかける少女』って?

 そもそも、『時をかける少女』という作品自体何?という方もいらっしゃるのではないでしょうか。調べてみたら、今回紹介する劇場アニメ作品『時をかける少女』は2006年に公開された、細田守監督の作品となります。
ひょんなことから時間跳躍能力=タイムリープを使えるようになった同作の主人公・紺野 真琴(こんの まこと)が体験する出来事を描いた作品になります。最初は女子高生らしい、単純なことで過去にタイムリープしていたのが、次第に過去に戻るということの重大さを知るようになり、最後には…といった成長ストーリーでもあるのですが、タイムリープする理由は自分からしたら「わかる!わかる!」なんてものもあって共感できるところが多かったりしました(^-^)

 ちなみに同作には1983年に劇場作品として公開された実写版『時をかける少女』の主人公・芳山和子(よしやま かずこ)と同姓同名の人物が登場します。学生時代に体験したある出来事、そして年齢も30代後半ということで1983年当時学生だった和子の成長した姿…と取れる部分も多くあるのですが、作中で同一人物と断定できるところはなく、そこは観た人の想像に任せる…といったものになってるのですが、この和子の言葉一つ一つが真琴の背中を押すものが多く、観ていて考えさせられるものも多くありました!

物語の考察(ネタバレ注意!)

 『時をかける少女』には真琴の男友達として間宮 千昭(まみや ちあき)津田 功介(つだ こうすけ)という人物が登場します。その中でも千昭という人物には秘密があり、それが物語の軸を担うものだったりします。それは、千昭は未来からタイムリープして現代に来た人物だったということ。現代に来た理由は、千昭がいた時代には既になくなっていたある絵画をその目で見るため。その絵画とは美術館で絵画の修復を仕事としていた和子が修復したもので、戦争が頻繁に起きていた時代に描かれた、見ているとなんだか不思議な気持ちになるというものでした。
その絵をわざわざタイムリープして見に来たという千昭。そして千昭も自分がいた未来では野球というスポーツはなく、自転車もなく、人もそんなにいない…といった実情を話していました。そのことから、千昭がいた未来では戦争などが起きており、たくさんの犠牲者を出していて、なおかつ例の絵画も残っていない…ということが読み取れます。
戦争が起きている時代で、枯れた心を癒すために現代にタイムリープして絵画を見に来た…それが千昭の真の目的だったのかもしれません。

千昭が真琴に言った「未来で待ってる」の真意とは?

 最終的に、真琴は千昭がいる時代まで絵画を残してみせると約束し、それを信じて千昭は未来に帰りました。千昭との別れで悲しむ真琴に、最後の最後に
「未来で待ってる」
と言って未来に帰った千昭。その
「未来で待ってる」
という千昭の言葉で真琴は笑顔になるのですが、この言葉の真意とは何なのか?色々考えさせられます。

 実際にはその絵画を何が何でも千昭がいる時代まで残してみせると言った真琴を信じ、絵画が未来に残っているという期待の意を込めて言ったんでしょうけど、未来では野球というスポーツがないほど戦争が勃発しているということを伝えないということで少しでも真琴に希望を伝えたかったのかな?なんてことを思ったりします。千昭が元々いた未来がそんな遠い未来ではなく、数十年後の未来だったら…真琴がまだ生きているうちに戦争が起きてしまう、ということですからね…。
まぁ、遠い未来には自転車といった自転で動かす乗り物はなく、スポーツ自体も新しいものになっているだけで戦争などは起きていないのかもしれませんが…なんかふとそう思ってしまい悲しくなったりしました(´・・`)
でもそれが真琴の努力により絵画が未来でも残っていて、それが人々を元気づけるものとなったのなら、それはそれで良いことでしょうし…複雑です。

真琴の今後は?

 千昭と約束したことで、真琴は和子が修復した絵画を後世に残していく仕事に就くのかな?と思ったりもします。
ただ、活発な真琴のことですからひょんなことで未来にいる千昭に逢いに行くためにタイムリープできる技術を開発する科学者になるのかな?なんてことも考えたり。
その場合、未来で千昭と再会したストーリーを観たいなぁ、と思いつつも、続編を作ったら駄作になる可能性も…と思うと、あのキレイにまとまったラストで締めくくる方が良いのかな?とも思ったりします(⌒-⌒; )
 でもこういった考察できる余韻が残されているというのも良いところだなぁ、とは思います!

映画の主題歌・ガーネットについて

 『時をかける少女』を語る上で忘れてはならないのが、奥華子さんが歌う同作の主題歌『ガーネット』!奥華子さんの優しい声と、作品とマッチした歌詞が同作をより一層完成された作品にさせたと思う次第であります(^-^)

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