サイトを制作する上で、よく聞くのがnoindex・nofollowという単語。
そこで今回はnoindexとnofollowについて簡単に解説してみたいと思います!
目次
noindexタグとは?
noindexタグとはmetaタグの1つであり、これを設置することで検索エンジンの検索結果から表示させなくすることができるようになります。
noindexタグを記述する場合は、以下のコードを記述します。
<meta name="robots" content="noindex">
このnoindexタグを設置する理由としては大まかに以下の理由が挙げられます。
1. PCサイトとスマートフォンサイトをそれぞれ制作した場合
閲覧者の端末により、PCサイトもしくはスマートフォンサイトに飛ばす…という設定をした場合に、スマートフォンサイトにnoindexタグを記述しておかないと内容が同じサイトが検索結果に表示され、Googleから重複コンテンツと見なされて検索エンジンの検索結果からPCサイト・スマートフォンサイトとも表示されなくなってしまう場合が出てきます。そのため、スマートフォンサイトにnoindexタグを記述しておくことで検索結果にはPCサイトしか表示されなくなり、なおかつスマートフォンからPCサイトにアクセスした時、自動的にスマートフォンサイトに飛ぶように設定しておけば大丈夫、ということになります(*^-^)
2. ページの内容がよくない場合
また、ページの内容があまりよくなく、Googleから評価がさがるような可能性がある場合にそのページに対してnoindexタグを記述しておくことも良しとされています。
3. サイトを引っ越しした場合
その他、サイトを別サーバーに引っ越した時などに前サーバーのサイトを検索エンジンから表示させなくするために前サーバーのページにnoindexタグを記述しておく…ということも重要になってきます。
nofollowタグとは?
nofollowタグとは、クローラーにページ内のリンクを辿らせず、リンク先にページの評価を渡さないために指定するタグのことをいいます。
nofollowタグを記述する場合は以下のコードを記述します。
<meta name="robots" content="nofollow">
ちなみに、このnofollowタグはaタグに個別に設定することも可能です。
<a href="URL" rel="nofollow">リンク</a>
このように設定することで、特定のリンク先のみnofollow設定をすることができます。
なお、nofollowタグを設定するには以下の理由が挙げられます。
1. 信頼できないコンテンツ
例え作ったサイトが有能なものであっても、そのサイトがリンクしている別のサイトもしくはページがあまり出来がよろしくないものだった場合、クローラーは
「良いサイトへのリンクを貼っていない=あまり出来がよくないサイト」
という風に評価を出してしまう場合があります。
そのような場合にnofollowタグを設定していれば、リンク先のページ評価をクローラーに渡さずに済むため、サイトの評価を下がらせるということを防ぐことができます。
2. 有料リンク
検索結果に影響が出てしまったり、リンクを踏んだユーザーが悪影響を受けないよう、有料リンクにnofollowを設定する場合があります。
3. 検索エンジンロボットが辿る必要性のないリンク
「会員登録はこちら」やログインページといった、ページ評価をクローラーに渡す必要がない場合にnofollow設定をします。
noindex・nofollowを両方設定する時は?
ちなみに、サイト自体も検索エンジンから表示させたくなくて、なおかつサイトのリンク先のページ評価も渡したくない…という場合はnoindex・nofollowの両方を設定するタグがあるので、それを記述しましょう。そのタグは以下になります。
<meta name="robots" content="noindex,nofollow">
まとめ
このようにnoindex・nofollowタグはサイトを運営していく上でとても重要になってくるので、ご自身の用途に合わせて活用していきましょう!